福島第一原子力発電事故

東京電力福島第一原子力発電所の事故

福島第一原子力発電所事故2011年3月16日撮影

東京電力福島第一原子力発電所では、2011年3月11日に発生した東日本大震災で発生した津波のため電源が喪失し、スリーマイル島の事故と同じメルトダウン(炉心溶融)が起きました。

国内外に大きな衝撃をもたらした東京電力福島第一原子力発電所の事故は、スリーマイル島の事故よりもっと深刻でした。


地震と津波

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、、東京電力福島第一原子力発電所のある福島県大熊町と双葉町でも震度6強の揺れがありました。

このとき、福島第一原子力発電所では6基の原子炉のうち、1号機から3号機が運転中でしたが、地震発生と同時に全制御棒が自動的に挿入されて、停止しました。

地震により送電線の鉄塔倒壊などで外部電源を喪失したため、非常用ディーゼル発電機を使って原子炉の内部を冷却していましたが、約一時間後に起きた大津波によって起動していたディーゼル発電機や配電盤が冠水してしまいました。

「想定外の大津波でしたので」と繰り返す東京電力の幹部や原子力保安院に、憤りを覚えた人は少なくなかったと思います。

福島第一原子力発電所の津波対策

福島第一原子力発電所では、最大6.1mの津波がくることを予想して対策をしていました。

しかし、実際は、高さ約15mでした。

福島第一原子力発電所の対策と実際

参考:「東日本大震災における原子力発電の影響と現在の状況について」(東京電力)

この津波によって、全ての電源喪失だけでなく冷却用海水ポンプも使えなくなるという大変な事態が起こりました。

原子炉と使用済み燃料プールの冷却機能が失われたことによって、核燃料の溶解が発生し、水素爆発が起こりました。

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