原発を知る

電気と暮し

現代を暮らす私たちの生活と電気の関わりを改めて考えてみました。

暮らしの電気

衣食住、交通、通信など、わたしたちの暮らしの中はさまざまな場面で電気が利用されています。

スイッチを入れるとパッとつく灯りも、エアコン、パソコン、ゲーム、洗濯機、冷蔵庫、調理をする器具など、電気を使って動くものが家のいたるところにあります。

家電量販店に行くと、馴染み深い電化製品の他に、新しく開発された商品がたくさん並んでいます。

家電量販店と家電製品

デジタルフォトフレームや脱臭機、電動ハブラシ、除湿器など、今まで電気を使わなかった物にも、電気を使うようになってきました。

電気自動車

自動車は本来ガソリンで走る乗り物ですが、電気をコンセントからバッテリーに充電して走る電気自動車は、電気を利用することにより、CO2の排出をなくすことができるため、注目されています。

電車

乗り物といえば、電車を動かしているのも電気です。
送電線に電気が流れ、その電気をパンタグラフで取り込み動かしているのです。

電気はいつごろから人々の暮らしとかかわるようになったのでしょうか。

19世紀の後半から20世紀の初めにかけて、モールスの電信、ベルの電話、エジソンの白熱電球・蓄音機・映画、ウエスチングハウスの電気機関車などが次々と発明されました。

日本で最初に電灯がついたのは、東京木挽町(銀座)の電信中央局開業の日で、1878年(明治11年)3月25日のことです。 1882年(明治15年)11月1日には、東京・銀座に灯された日本初の電灯(アーク灯)には、連日大勢の人が見物に訪れました。

その後、発電所から送電線を通して一般家庭まで送られるようになって、電気は電化製品とともに普及しました。

戦後、1960年頃からは炊飯器や掃除機、テレビなど家電製品が次々に登場して電気の実用化の時代が始まり、 インターネットや携帯電話、スマホなどに使われに日常生活に欠かせないものへとなっていきました。

あたりまえのようにある電気のある暮しですが、電化製品の普及にも大きく関わっているんですね。

冷蔵庫

たとえば、冷蔵庫。
今では、生活必需品になっていますが、 以前は、その日に食べるものはその日に買っていました。食べ残したものは、保存を工夫して翌日には食べきるようにしました。生ものや野菜を漬けるのも、そういった工夫の一つだと思います。食材を多く買って、保存するというのは、冷蔵庫が広まってからのことです。

同じように、洗濯のやり方も大きく変わりました。
昭和の中頃は、毎日違う服を着るということは、あまりなかったと年配のお母さんたちはいいます。
洗濯機はありましたが、そんなに大量に洗えるものではないので着るものを工夫していたようだったと。

このように、いつの間にか「便利な生活」として電気を消費するようになっていったのですね。

実際、管理人の家でも洗濯機が壊れた時や冷蔵庫が壊れた時には、すぐに新しいものを買いました。
冷蔵庫が壊れて、真っ先に思ったのは「魚や肉、野菜などがダメになってしまう」ことでした。
洗濯機が壊れたときは、毎日洗う子どもの体操服のことが頭をよぎりました。

管理人の祖父の家では「ガスより安心」と、IHクッキングヒーターが設置されていました。

現代の生活では、電気がないと生活できないかもしれません。

▲このページのトップに戻る

電気のある暮しとは、電気を使う暮しです。

電灯電力消費量

電気のある暮しとは、電気を使う暮しです。
では、どのくらい電力を消費しているのか、みてみましょう。

電力消費全体は、オイルショックの1973年度以降、着実に増加し、1973年度から2007年度の間に2.6倍に拡大しました。

1973年度から2010年度の間に電灯の使用電力量は4.2倍に増大し、電灯と業務用電力などを含む民生用需要が約7割を占める事になりました。

電力消費の増加は、家庭部門では生活水準の向上等により、エアコンや電気カーペットなど冷暖房用途の機器の普及が急速に伸びていること等によるものです。

事務所ビルの増加や、経済の情報化・サービス化の進展を反映したオフィスビルにおけるOA機器の急速な普及等によって業務部門の電力消費の増加しています。

家庭部門のエネルギー消費の動向

家庭用エネルギー消費は、生活の利便性・快適性を追求するライフスタイルの変化や個人消費の伸びなどの影響を受け、また新たな家電製品の普及、大型化・多機能化等によって大きく増加しました。

近年はオール電化住宅の普及拡大もあり、2009年度の電気のシェアが50.6%に達し、電気が家庭で最も多く使われるエネルギーとなりました。

このように1973年度の家庭用エネルギー消費量を100とすると、2009年度には206.3となっており、第一次オイルショック当時に比べて、2倍以上のエネルギーを消費したことになりました。

▲このページのトップに戻る

原発を知る:発電と原子力記事一覧

原子力発電ってなんだろう:発電と原子力

電気を作るには火力発電、水力発電、風力発電、太陽光や地熱を利用したものなどの方法があります。原子力発電は、その電気を作る方法の一つです。日本の発電の中心は、火力発電です。現在の日本の発電量の中心は火力発電で、全体の約60%を占めています。二度にわたるオイルショックを経験した日本は、それまでの石油依存...

≫続きを読む

原発の仕組み:発電と原子力

原子力発電のしくみは、火力発電によく似ています。共通点:蒸気で発電するしくみ火力発電も原子力発電も、燃料を燃やし、出た熱で水を沸騰させて蒸気を作り、この蒸気の力を利用してタービンをまわし、タービンにつなげられた発電機で発電するというしくみです。違い:蒸気のつくりかた火力発電は、石油や石炭、天然ガスな...

≫続きを読む

日本の原子力施設がある場所

日本国内にある原子力発電所は17か所、原子炉は54基です。

≫続きを読む